今オフへの”伏線”か…単年契約を結んだ大物FA候補(3)「阪神の4番」が国内FAも!?
2024/04/29
産経新聞社
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レギュラーシーズンの開幕を迎えたプロ野球。昨オフには西川龍馬、山川穂高、山﨑福也がFA移籍を決断し、心機一転のスタートを切った。プロ野球選手にとってFA権の取得は自身の評価を高める機会でもあるため、FA取得前年は1年契約で勝負するケースも多い。そこで今回は、今季を単年契約で挑む大物選手を紹介したい。
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大山悠輔
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/92kg
・生年月日:1994年12月19日
・経歴:つくば秀英高 – 白鴎大
・ドラフト:2016年ドラフト1位
今シーズンは全試合で4番打者を務め、阪神タイガースを38年ぶりの日本一に導いた大山悠輔。来年に国内FA権を取得予定だが、今オフは単年契約を結んだ。
白鷗大から2016年ドラフト1位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーは、シーズン終盤には4番でもスタメン起用されると、クライマックスシリーズ(CS)では全試合で安打を放つなど好成績を残した。
2019年には三塁のレギュラーとして全試合出場を果たすと、2020年には打率.288、28本塁打、85打点をマーク。惜しくもタイトルこそ逃したが、読売ジャイアンツの岡本和真と熾烈な本塁打王争いを演じた。
昨季は全試合で4番を務め、打率.288、19本塁打、78打点、出塁率.403の好成績で、最高出塁率のタイトルを戴冠。四球数は前年を大きく上回る99四球を記録した。
順調にいけば今シーズン中に国内FA権の取得条件を満たす予定であり、球団からは複数年契約を提示されたが、単年契約を選択。今オフの動向に注目が集まる。
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【了】