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今オフへの”伏線”か…単年契約を結んだ大物FA候補(4)巨人から1年契約提示で

2024/05/12

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産経新聞社



(左から)阪神・大山悠輔、巨人・岡本和真、DeNA・佐野恵太

プロ野球 最新情報

 レギュラーシーズンの開幕を迎えたプロ野球。昨オフには西川龍馬、山川穂高、山﨑福也がFA移籍を決断し、心機一転のスタートを切った。プロ野球選手にとってFA権の取得は自身の評価を高める機会でもあるため、FA取得前年は1年契約で勝負するケースも多い。そこで今回は、今季を単年契約で挑む大物選手を紹介したい。

 

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大城卓三


・投打:右投左打
・身長/体重:187cm/90kg
・生年月日:1993年2月11日
・経歴:東海大相模高 – 東海大 – NTT西日本
・ドラフト:2017年ドラフト3位

 
 昨季は、キャリアハイの打撃成績を残した読売ジャイアンツの大城卓三。巨人の正捕手を担う大城も、順調なら今季に国内FA権を取得予定だ。
 
 NTT西日本時代には社会人日本代表にも選ばれるなど実績を残し、2017年ドラフト3位で巨人へ入団。プロ1年目の開幕戦から代打で一軍初出場を果たし、初打席初安打を記録した。
 

 
 翌2019年はスタメン出場の機会も増え、109試合に出場。その後も徐々に出場機会を増やしていき、2021年からは毎年2桁本塁打を放つなど、打撃面で大きな成長を見せた。
 
 昨季も正捕手として自己最多の134試合に出場し、打率.281、16本塁打、55打点と軒並みキャリアハイの好成績を記録。プロ入り後初めて規定打席にも到達するなど、躍進のシーズンとなった。
 
 その一方で、課題とされている守備面では、盗塁阻止率はリーグ2位(.373)、捕逸数は両リーグ最多(7個)。今季中にFA権を取得予定だが、昨オフは単年契約が提示された。守備でも成長を見せ、さらに評価を高めたい。

 

 
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【了】



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