今オフへの”伏線”か…単年契約を結んだ大物FA候補(5)中日からのFA流出は…?
2024/05/19
産経新聞社
プロ野球 最新情報
レギュラーシーズンの開幕を迎えたプロ野球。昨オフには西川龍馬、山川穂高、山﨑福也がFA移籍を決断し、心機一転のスタートを切った。プロ野球選手にとってFA権の取得は自身の評価を高める機会でもあるため、FA取得前年は1年契約で勝負するケースも多い。そこで今回は、今季を単年契約で挑む大物選手を紹介したい。
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木下拓哉
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/95kg
・生年月日:1991年12月18日
・経歴:高知高 – 法政大 – トヨタ自動車
・ドラフト:2015年ドラフト3位
中日ドラゴンズの正捕手として活躍を続けている木下拓哉。今季中にも国内FA権の取得が見込まれている中、単年契約を選択した。
トヨタ自動車では正捕手を務め、社会人日本選手権優勝に貢献。社会人を代表するキャッチャーとして評価され、中日からドラフト3位指名を受けた。
入団後は故障の影響もあって二軍を主戦場としていたが、2020年に出場機会を増やし、終盤にはレギュラーに定着。88試合出場で打率.267、6本塁打、32打点をマークした。さらに、両リーグトップとなる盗塁阻止率.455も記録するなど、攻守で存在感を示した。
翌2021年は自己最多の123試合に出場し、打率.270(規定未満)、11本塁打、43打点を記録。2022年は自身初の規定打席に到達するなど、正捕手として確かな地位を築いている。
昨オフに行われた契約更改では、複数年契約の提示をされるも単年契約を選択。2023年シーズンは故障に苦しんだ木下、今季は年間通した活躍を見せ、自身の評価も高めたいところだ。
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