今オフへの”伏線”か…単年契約を結んだ大物FA候補(6)「阪神のエース」も複数年なし
2024/06/05
産経新聞社
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レギュラーシーズンの開幕を迎えたプロ野球。昨オフには西川龍馬、山川穂高、山﨑福也がFA移籍を決断し、心機一転のスタートを切った。プロ野球選手にとってFA権の取得は自身の評価を高める機会でもあるため、FA取得前年は1年契約で勝負するケースも多い。そこで今回は、今季を単年契約で挑む大物選手を紹介したい。
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青柳晃洋
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/82kg
・生年月日:1993年12月11日
・経歴:川崎工科高 – 帝京大
・ドラフト:2015年ドラフト5位
2022年まで2年連続最多勝、最高勝率を獲得するなど阪神タイガースのエースとして君臨していた青柳晃洋。昨季チームは悲願の日本一に輝いたが、青柳自身としては悔しい1年となった。
帝京大ではベストナインを獲得するなどリーグ戦で結果を残し、2015年ドラフト5位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーは13試合の登板で4勝5敗、防御率3.29とまずまずの成績を残した。
2019年に先発ローテーション入りを果たすと、2021年には25試合登板で13勝6敗、勝率.684、防御率2.48をマーク。最多勝、最高勝率のタイトルを獲得した。
翌2022年も24試合(162回1/3)を投げ、13勝4敗、勝率.765、防御率2.05と圧巻の数字で投手3冠(防御率・勝利・勝率)を受賞。昨季もエースとしての活躍が期待されたが、開幕から不振が続いて二軍落ちも経験。8勝6敗、防御率4.57と数字を落としてしまった。
今季中には国内FA権取得が見込まれるが、単年契約が提示された。村上頌樹、大竹耕太郎らの台頭もあり、12球団でも屈指となった阪神先発陣。今シーズンは意地を見せ、エースの座を奪還したい。
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