中日じゃなければ…?他球団なら主力となれそうな選手6人。貴重な戦力となり得る実力者は?
2024/05/07
産経新聞社
鵜飼航丞
投打:右投右打
身長/体重:182cm/100kg
生年月日:1999年5月30日
経歴:中京大中京高 – 駒沢大
ドラフト:2021年ドラフト2位
和製大砲として期待が大きい鵜飼航丞も、結果を残せないシーズンが続いている。
中京大中京高校で4番を任され、高校通算56本塁打を記録。駒澤大学に進学後は、大学球界屈指のスラッガーとして君臨。大砲不足に悩まされていた中日ドラゴンズにドラフト2位で入団した。
ルーキーイヤーから開幕一軍入りを果たし、同年3月に早くもプロ初本塁打を放った。さらなる覚醒が期待されたが、新型コロナウイルス感染や故障もあって、出場機会を増やせず。最終的に打率.206、4本塁打、16打点という結果に終わった。
昨季はファームで打率.287を記録したが、一軍では41試合出場で打率.143、3本塁打、5打点といずれも前年の記録を下回ってしまった。
それでも、オフには台湾で行われたアジアウインターベースボールリーグに参加。16試合に出場し、打率.280、4本塁打、12打点の成績を残して本塁打王に輝いた。
大砲育成に苦慮しているチーム事情を察すると、「他球団であれば」と想像するファンもいるかもしれない。