阪神じゃなければ…?他球団なら主力クラスの選手(2)高卒スラッガーは“崖っぷち”か
2024/05/13
産経新聞社
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昨季はリーグ優勝・日本一を成し遂げた阪神タイガース。今季はスタートこそつまずいたが、徐々に調子を取り戻し、連覇も視界に入りつつある。一方、思うように結果を残せておらず、二軍が主戦場となっている選手も少なくない。ここでは、他球団であれば主力となり得る選手を紹介したい。
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井上広大
・投打:右投右打
・身長/体重:189cm/100kg
・生年月日:2001年8月12日
・経歴:履正社高
・ドラフト:2019年ドラフト2位
高校時代のインパクトから考えると、寂しい成績に終わっている井上広大。今後、阪神タイガースでの覚醒は見られるのだろうか。
履正社高で4番を任され、3年夏の甲子園では大活躍。決勝戦・星稜高との試合では奥川恭伸(現:東京ヤクルトスワローズ)から一発を打ってみせた。
同大会で計3本塁打を放って甲子園優勝に貢献し、阪神がドラフト2位指名。プロの世界に足を踏み入れた。
高卒1年目は二軍で69試合に出場し、打率は.226ながらも9本塁打を記録。同年10月には一軍出場を果たし、プロ初安打・初打点をマークした。
高卒2年目も二軍で68試合に出場し、打率.267、9本塁打、50打点を挙げてウエスタン・リーグの打点王を獲得。だが、一軍では結果を残せておらず、プロ初本塁打はまだ実現できていない。
高卒5年目となる今季、まずは一軍でホームランを打ちたいところだ。とはいえ、得点力不足のチームであれば、一軍でより多くの出場機会を得ていたとも考えられる。
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