早くも“格差”が…?プロ野球、同い年で高卒プロ入りした現役6組。明暗が分かれている選手たち
2024/05/04
text By
Kaito Takishima
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産経新聞社
タグ: 2024, 2024シーズン, 2024年, DeNA, DeNAベイスターズ, JERAセ・リーグ, NPB, エース, オリックス, オリックス・バファローズ, カープ, キャッチャー, ジャイアンツ, スワローズ, セ・リーグ, セリーグ, セントラル・リーグ, ドラフト, ドラフト1位, ドラフト会議, パ・リーグ, パシフィック・リーグ, バファローズ, パリーグ, ピッチャー, ファイターズ, プロ野球, ベイスターズ, マリーンズ, ヤクルト, ヤクルトスワローズ, ライオンズ, レギュラー, ロッテ, 主砲, 九州学院, 九州学院高, 佐々木朗希, 八重山商工高, 内野, 内野手, 北海, 北海道日本ハム, 北海道日本ハムファイターズ, 千葉ロッテ, 千葉ロッテマリーンズ, 右腕, 同期, 坂倉将吾, 埼玉西武, 埼玉西武ライオンズ, 大船渡, 奥川恭伸, 巨人, 帝京高, 平良海馬, 広島, 広島カープ, 広島東洋, 広島東洋カープ, 戸郷翔征, 投手, 捕手, 控え, 日ハム, 日大三高, 日本ハム, 日本ハムファイターズ, 早稲田実, 早稲田実業, 星稜, 村上宗隆, 東京ヤクルト, 東京ヤクルトスワローズ, 桐蔭学園, 森敬斗, 横浜, 横浜DeNA, 横浜DeNAベイスターズ, 浦和学院, 浦和学院高, 清宮幸太郎, 渡邉勇太朗, 競合, 紅林弘太郎, 聖心ウルスラ学園高, 西武, 西武ライオンズ, 読売, 読売ジャイアンツ, 遊撃, 遊撃手, 郡拓也, 野手, 野球, 阪口皓亮, 駿河総合, 高卒, 高卒投手, 高卒選手
郡拓也・坂倉将吾
郡拓也と坂倉将吾は、ともに東京の高校から2016年ドラフト会議でプロ入り。両者ともに捕手だが、プロ入り後は明暗が分かれた。
郡は、帝京高で俊足強肩の捕手として活躍。甲子園出場経験はないが、3年夏の東東京大会3回戦では、1イニングで二盗・三盗・本盗を決め、サイクルスチールを達成した。
坂倉は、日大三高で高校通算25本塁打を記録。甲子園出場こそ叶わなかったが、打てる捕手としてプロから注目される存在だった。
ドラフト会議では、郡を北海道日本ハムファイターズがドラフト7位で指名。坂倉はドラフト4位で広島東洋カープから指名を受け、それぞれプロの門を叩いた。
坂倉は高卒4年目に81試合に出場して打率.287(規定未満)、3本塁打をマークし、翌2021年には132試合の出場で打率.315、12本塁打、68打点を記録。同年9月には逆転サヨナラ3ラン本塁打を放つなど、まさに”打てる捕手”であることを示した。
郡は、本職の捕手以外にも内外野をこなせるユーティリティー性を持つ。しかし、2021年の33試合が自己最多の出場機会となっており、現在まで一軍定着には至っていない。
今季、3月には若林晃弘との交換トレードで読売ジャイアンツに移籍した郡。4月5日にはファーム降格となったが、なんとか一軍で結果を残すシーズンにしたい。