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早くも“格差”が…?プロ野球、同い年で高卒プロ入りした現役6組。明暗が分かれている選手たち

2024/05/04

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産経新聞社



平良海馬・阪口皓亮

(左から)西武・平良海馬、ヤクルト・阪口皓亮

 
 右の高校生投手として、2017年のドラフト会議で指名された平良海馬と阪口皓亮。だが、プロの世界に入ってからの差は否めない。
 
 八重山商工高では外野手兼投手として活躍。3年夏の沖縄県大会1回戦で涙を飲むなど、甲子園出場はならなかった。それでも、150キロ超の直球を放れる馬力などがスカウトの目を引いていた。
 

 
 阪口は、北海高で3年夏に甲子園を経験。初戦で神戸国際大付高に敗れたが、高身長から角度のあるストレートや変化球を投げていた。
 
 ドラフト会議では、埼玉西武ライオンズがドラフト4位で平良を指名。阪口はドラフト3位で横浜DeNAベイスターズから指名を受け、それぞれプロへの扉を開いた。
 
 平良は高卒2年目に54試合に登板して、1勝0敗1セーブ33ホールド、防御率1.87で新人王を獲得。2022年オフには先発転向を志願すると、昨季は先発として23試合に登板し、11勝7敗、防御率2.40をマークした。
 
 阪口は高卒2年目の5月にプロ初登板を果たすと、5回無失点の好投。しかし、幸先の良いスタートに思えたがその後は続かず。2021年にプロ初勝利を挙げたものの、同年9月には右肘のクリーニング手術を行なった。
 
 昨季の7月には西浦直亨との交換トレードで、東京ヤクルトスワローズに移籍した阪口。今季は制球力を磨き、一軍でも通用する投球をしたいところだ。

 

 

 
【了】

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