早くも“格差”が…?プロ野球、同い年の高卒戦士(1)大物ドラ1でも“明暗”
2024/05/24
産経新聞社
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プロ野球への切符を手にする選手は、高校や大学、社会人野球などで活躍し、特に高卒でプロ入りする選手は大きなポテンシャルを秘めている。しかし、その才能が開花するか否かは、明暗の別れる部分である。ここでは、同い年で高卒プロ入りしたが、実績に差がついている選手たちを紹介する。
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村上宗隆・清宮幸太郎
2017年ドラフト会議で指名を受けた清宮幸太郎と村上宗隆。だが、プロ入り後は成績での差が生まれている。
早稲田実高で驚愕の高校通算111本塁打を放った清宮は、当時のドラフトの目玉。村上も九州学院高で通算52本塁打を放つなど、実績を積み重ねていた。
迎えたドラフト会議では、清宮は7球団競合の末、北海道日本ハムファイターズへ。村上は外れ1位で3球団競合の末、東京ヤクルトスワローズに。ともに将来の大砲候補として期待された。
清宮はルーキーイヤーから53試合に出場して打率こそ.200だったが、7本塁打、18打点と、持ち前のパンチ力を発揮。村上も、同年は6試合の出場にとどまったが、プロ初打席で本塁打を放つなど、鮮烈なデビューを飾った。
そんな中、高卒2年目になると村上が大きく飛躍。同年は全143試合に出場し、36本塁打を放つ打棒を発揮。すると2022年には史上最年少となる3冠王(首位打者・本塁打王・打点王)に輝き、球界を代表する主砲に成長した。
一方の清宮は、高卒2年目に大きく成績を伸ばせず。2022年には129試合の出場で打率.219、18本塁打、55打点とキャリアハイの成績を残したが、確実性に欠けた。
今季は左足負傷で出遅れた清宮だが、既に一軍に復帰。調子を上げ、本塁打を量産する姿を見せてほしい。
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