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新助っ人クラーク加入で得点力アップなるか。結果が出ない近年のオリックス助っ人野手事情

オリックスは19日、元中日クラークの入団会見を行った。13年に25本の長打力に期待はかかるが、近年オリックスの助っ人野手は期待通りの成績を残せていないケースが多い。

2016/05/20

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今季も外国人野手は厳しい数字が並ぶ

 オリックス・バファローズは、元中日ドラゴンズのマット・クラーク内野手を獲得し、19日に入団会見が行われた。クラークはオリックスが正式に獲得発表をする数日前に自身のTwitterで、オリックスでプレーするのが待ちきれないとツイートしていた(現在は消去)。

 オリックスがクラーク獲得に踏み切った大きな理由に、期待されていた助っ人陣の不振が挙げられる。

 開幕4番に起用されたモレルは開幕3連戦こそ5安打3打点と活躍したものの、ここまで.260、4本、17打点と中軸を打つには物足りない成績。ここ4試合では、10打数5安打と調子を上げてきているが、この状態が維持できるとは限らない。

 糸井2世と期待されたボグセビックも.214で1本塁打と不振に陥り5月9日に登録抹消、代わって昇格したブランコも全盛期の状態とはいえず、計算が立ちにくい状況になっている。

 期待されていた助っ人勢の不振もあって打率・得点・本塁打の項目はいずれもリーグ最下位。特に得点は、6位の楽天を50点以上下回っている。そこで13年に中日で25本・70打点の成績を残したクラークに白羽の矢が立ったわけだ。

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