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1軍の“主力”になれない…?巨人、2024年シーズンの出場機会に飢える選手6人

2024/05/22

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産経新聞社



横川凱

巨人・横川凱

 
 昨季、飛躍の足掛かりを作った横川凱。今季はオープン戦で好投したが、開幕ローテーションからは漏れた。
 
 大阪桐蔭高時代は控え投手ながら、甲子園春夏連覇を経験。190センチの大型左腕として潜在能力を高く評価され、2018年ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団した。
 

 
 高卒2年目には一軍のマウンドを経験したが、2度の育成落ちを経験するなど、苦しい時期を過ごしていた横川。
 
 それでも2022年オフに投球フォームの改造に着手すると、球速アップに成功し、支配下復帰を掴んだ。昨季は開幕ローテーションに入り、最終的に20試合登板で4勝8敗、防御率3.95とまずまずの数字を残した。
 
 今季はオープン戦で3試合登板し、いずれも無失点。結果を出したものの、チーム編成の事情で開幕はファームからのスタートになった。
 
 その後、故障した中川皓太に代わってリリーフ要因で一軍へ昇格。4月27日には先発として5回無失点の好投を見せ、今季初勝利を掴んだ。
 
 しかし、次戦は4回2失点で敗戦投手となり、5月7日に二軍再降格。早期の一軍復帰を目指し、まずはファームで好投を続けたい。



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