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1軍の“主力”になれない…?広島、2024年シーズンの出場機会に飢える選手6人

2024/05/25

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産経新聞社



(左から)広島・戸根千明、新井貴浩監督、中村奨成

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 プロ野球の世界では、高い能力を持ちながらも、所属する球団の戦力状況によって一軍での出場機会に恵まれない選手も少なくない。今季はリーグ優勝を目指す広島東洋カープでも、投打ともに厳しい立場となっている選手もいる。ここでは、一軍での出場機会に飢える広島の選手を紹介したい。

 

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中村奨成

広島・中村奨成
投打:右投右打
身長/体重:181cm/84kg
生年月日:1999年6月6日
経歴:広陵高
ドラフト:2017年ドラフト1位

 
 甲子園を大いに沸かせた中村奨成だが、プロ入り後は一軍の壁に苦しんでいる。
 
 広陵高では、3年夏の甲子園で6本塁打17打点を挙げる驚異的な活躍。大会個人最多本塁打、個人最多打点などあらゆる記録を塗り替え、ドラフト1位で地元の広島東洋カープに入団した。
 

 
 入団後はしばらくファームで過ごしたが、高卒3年目に一軍デビュー。すると翌2021年は39試合の出場ながら打率.283、2本塁打、5打点の成績をマークし、ここから上昇気流に乗ると思われた。
 
 しかし、翌2022年は27試合の出場で打率.193に終わると、昨季も18試合の出場で打率.150と低迷。打撃に課題を残していた。
 
 今季から外野手登録となった中村奨。3月31日には一軍に昇格したが、チャンスを活かせず4月8日にファームへ逆戻りとなった。
 
 外野手では田村俊介や久保修といった若手が台頭。かつて夏の甲子園を沸かせたスターが、正念場を迎えている。



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