1軍の“主力”になれない…?広島、2024年シーズンの出場機会に飢える選手6人
2024/05/25
産経新聞社
戸根千明
投打:左投左打
身長/体重:174cm/102kg
生年月日:1992年10月17日
経歴:石見智翠館高 – 日本大
ドラフト:2014年ドラフト2位
心機一転、広島東洋カープで再起を図っていた戸根千明も、このままでは一軍登板が難しそうだ。
日本大では東都2部という環境の中、3年秋に9試合の登板で防御率1.72をマーク。その後、読売ジャイアンツからドラフト2位指名を受けてプロ入りした。
プロ1年目からブルペンの一角として貴重な戦力に。同年は46試合に登板し、1勝1敗1セーブ、防御率2.88をマーク。今後もリリーフ陣を支える活躍が期待された。
しかし、その後は制球面が大きな課題に。2019年こそ26試合の登板で防御率1.99と復活の兆しを見せたが、ルーキーイヤーの登板数を越えられないまま、2022年オフに現役ドラフトで広島に移籍した。
移籍1年目の昨季は、開幕一軍入りを果たしたが、24試合の登板で1勝0敗、防御率4.64。安定感を取り戻すことはできなかった。
今季は森浦大輔や黒原拓未、塹江敦哉といった左腕が一軍の戦力に。ファームで目立つ結果を残せなければ、出番はなかなか回ってこないだろう。