1軍の“主力”になれない…?広島、2024年シーズンの出場機会に飢える選手6人
2024/05/25
産経新聞社
林晃汰
投打:右投左打
身長/体重:181cm/100kg
生年月日:2000年11月16日
経歴:智弁和歌山高
ドラフト:2018年ドラフト3位
パンチ力が大きな魅力の林晃汰。一軍で実力を発揮したい今季は、再ブレイクの兆しを見せている。
智弁和歌山高では甲子園に3度出場し、2年夏の甲子園では逆方向に一発を放つなど活躍。高校通算49本塁打をマークし、将来の主軸候補としてドラフト3位で広島東洋カープに入団した。
高卒1年目はファームで102試合に出場し、打率こそ.225だったが7本塁打を記録。2021年には一軍のレギュラー格となり、102試合出場で打率.266(規定未満)、10本塁打、40打点をマーク。さらなる飛躍が期待されていた。
ところが、一転して翌2022年は打撃不振に陥り、まさかの一軍出場なし。昨季は一軍で20試合に出場したものの、放った本塁打はわずか1本に終わった。
今季はオープン戦から14試合に出場。しかし、打率.143と結果を残せずに開幕は二軍で迎えることとなった。
苦しいスタートとなった林だが、5月14日に一軍へ昇格。一塁のポジションで積極的にスタメン起用され、同19日の巨人戦、21日の阪神戦と2試合連続タイムリーを放つなど、アピールに成功している。