1軍の“主力”になれない…?広島、出場機会に飢える選手(6)かつての戦力クラスだが
2024/07/12
産経新聞社
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プロ野球の世界では、高い能力を持ちながらも、所属する球団の戦力状況によって一軍での出場機会に恵まれない選手も少なくない。今季はリーグ優勝を目指す広島東洋カープでも、投打ともに厳しい立場となっている選手もいる。ここでは、一軍での出場機会に飢える広島の選手を紹介したい。
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ケムナ誠
・投打:右投右打
・身長/体重:190cm/96kg
・生年月日:1995年6月5日
・経歴:日南高 – 日本文理大
・ドラフト:2017年ドラフト3位
2020年からフル回転の活躍をしていたケムナ誠。今季は復活を目指すシーズンとなる。
日本文理大で先発・リリーフの両方で実績を残したケムナ。ドラフト会議では広島東洋カープから3位指名を受け、見事プロ野球選手の仲間入りを果たした。
大卒3年目の2020年から頭角を現し、同年は41試合の登板で12ホールドポイント(1勝1敗11ホールド)、防御率3.88をマーク。一軍で確かな戦力となった。
ここから3年連続40試合以上でマウンドに上がり、2022年には43試合の登板で18ホールドポイント(4勝0敗14ホールド)、防御率3.20をマークした。
しかし昨季は、開幕一軍入りしたものの、同年9月に右肘のクリーニング手術を受け、一軍では24試合の登板となった。
今季はファームで好投を見せ、4月21日に一軍昇格。現在もベンチ入りを続けているが、思うように登板機会を得られていないのが現状だ。
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