監督も“ガッカリ”…?今季に苦言を呈された選手(3)巨人・阿部監督は「本人に聞いて」
2024/06/04
産経新聞社
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結果が全てといえるプロ野球の世界。わずかな油断がプレーに隙を与え、チームの監督、コーチなどから厳しい言葉を受けることもある。実際、2024年シーズンも苦言を呈された選手がおり、そのようなコメントに注目が集まることも多い。そこで今回は、今シーズンに苦言を呈された選手を紹介する。
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松井颯
投打:右投右打
身長/体重:178cm/83kg
生年月日:2000年9月14日
経歴:花咲徳栄高 – 明星大
ドラフト:2022年育成選手ドラフト1位
昨季、プロ初勝利を挙げた松井颯だが、今季は苦しいスタートになっている。
花咲徳栄高では十分な出番がなかった松井。進学先の明星大では物理学を専攻して技術向上を測った結果、大幅な球速アップに成功した。
4年秋のリーグ戦では、6試合の登板で防御率0.97という圧巻の投球を披露。その後、育成ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団を果たした。
ルーキーイヤーの5月に支配下登録を勝ち取ると、プロ初登板初先発で白星を挙げた。同年は8試合の登板で1勝1敗2ホールド、防御率3.26の数字で終えた。
今季はオープン戦から5試合に登板して防御率2.35、奪三振率12.91をマーク。高い奪三振能力を発揮し、開幕一軍入りを勝ち取った。
しかし、3月31日の阪神戦で打ち込まれると、4月6日のDeNA戦では満塁の場面で登板し、2者連続の押し出し四球を献上。阿部慎之助監督も苦言を呈していた。
そんな中でも、ファーム降格後は好投を続けている松井。次は一軍でも通用する投球術を身につけ、再昇格を果たしたい。
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