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監督も“ガッカリ”…?今季に苦言を呈された選手(4)侍J左腕は「リズムが悪すぎる」

2024/06/12

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産経新聞社



(左から)巨人・阿部慎之助監督、阪神・岡田彰布監督、中日・立浪和義監督

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 結果が全てといえるプロ野球の世界。わずかな油断がプレーに隙を与え、チームの監督、コーチなどから厳しい言葉を受けることもある。実際、2024年シーズンも苦言を呈された選手がおり、そのようなコメントに注目が集まることも多い。そこで今回は、今シーズンに苦言を呈された選手を紹介する。

 

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高橋奎二

ヤクルト・高橋圭二
投打:左投左打
身長/体重:180cm/83kg
生年月日:1997年5月14日
経歴:龍谷大平安高
ドラフト:2015年ドラフト3位
 
 2022年の活躍は見事だった高橋奎二も、シーズン開幕後に苦言を呈されている。
 
 龍谷大平安高では、2年春に甲子園優勝を経験。だが、3年夏の京都府大会4回戦で京都翔英高を相手に7失点し、聖地への帰還はならなかった。
 

 
 それでも将来性の高さを評価され、ドラフト3位で東京ヤクルトスワローズに入団を果たした。
 
 ストレートの力強さは一級品だった一方、コントロールに難を抱えていた高橋。入団後、しばらくは目立つ成績を残せなかったが、2021年の日本シリーズでプロ初完封勝利を挙げた。
 
 これが飛躍のきっかけとなり、2022年は17試合の登板で8勝2敗、防御率2.63をマーク。102回2/3で113三振を奪うなど、奪三振能力の高さも光った。
 
 昨季は第5回WBC日本代表にも選出され、世界一のメンバーに。しかし、レギュラーシーズンでは20試合の登板で4勝9敗と大きく負け越し、防御率4.60と低迷。被本塁打も、試合数と同じ20本を浴びてしまった。
 
 今季、4月11日の巨人戦では、6回1失点と粘ったものの5四球を献上。高津臣吾監督から「リズムが悪すぎる」と評された。大量失点を重ねたわけではないが、高橋に求めるものが大きいからこその苦言だったのだろう。

 

 
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【了】

 



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