月間MVPは誰の手に…?パリーグ、3・4月度の有力候補5人。開幕ダッシュに成功した選手たち
2024/05/07
産経新聞社
今井達也(埼玉西武ライオンズ)
5試合(35回)、2勝0敗、40奪三振、防御率0.77
高卒8年目を迎える今季は、自身初の開幕投手を務めた今井達也。白星に恵まれていないが、開幕から圧倒的な投球を披露している。
作新学院高時代にはエースとして甲子園優勝に貢献。2016年ドラフト1位で埼玉西武ライオンズに入団した。
高卒5年目の2021年に初の規定投球回をクリアし、8勝8敗、防御率3.30の好成績をマーク。
昨季は自身初の2桁10勝、防御率2.30と優秀な数字を記録したが、与四球61個はリーグワーストになるなど、課題を残した。
それでも、開幕投手に抜擢された今季は、5試合連続でHQS(7イニング以上を投げ、自責2点以内)をマーク。3・4月は5試合登板で2勝0敗、防御率0.77と圧巻の成績を収めた。特に35イニングを投げ、40奪三振と高い奪三振率を記録。
さらに、与四球はわずか8個と前年から大きな進化を遂げている。月間MVPに選出されれば、2023年7月度以来、自身2度目となる。