1軍では“絶体絶命”か…プロ野球、2024年シーズンも結果を残せていない現役選手6人
2024/05/10
産経新聞社
中村奨成
投打:右投右打
身長/体重:181cm/84kg
生年月日:1999年6月6日
経歴:広陵高
ドラフト:2017年ドラフト1位
高校時代に一躍スターとなった中村奨成。だが、今季も結果を残せておらず、まさに崖っぷちの状況だ。
広陵高では3年夏の甲子園で打ちまくり、1大会6本塁打など数々の大会記録を更新。突如現れた新星として注目を集め、ドラフト1位で地元の広島東洋カープに入団した。
入団後は、ファームで捕手としての経験を重ねつつ、高卒3年目に一軍デビューを飾った。
さらに、翌2021年は外野のポジションにも挑戦。スタメンの機会こそ多くなかったが、39試合に出場し、打率.283、2本塁打、5打点と成長を見せていた。
だが、その後はチャンスを活かしきれない日々が続き、2022年は27試合の出場で打率.193、昨季は18試合の出場で打率.150と低迷した。
今季は外野手登録に変更。心機一転のシーズンも開幕二軍スタートとなったが、3月31日に一軍昇格。だが、一軍の舞台で快音が響くことはなく、4月8日に登録抹消された。
まさに後がない立場だが、トンネルの出口が見えてきていないのが現状だ。