1軍では“絶体絶命”か…プロ野球、2024年シーズンも結果を残せていない現役選手6人
2024/05/10
産経新聞社
加藤翔平
投打:右投両打
身長/体重:183cm/90kg
生年月日:1991年3月28日
経歴:春日部東高 – 上武大
ドラフト:2012年ドラフト4位
2021年から中日ドラゴンズでプレーする加藤翔平。プロ12年目を迎える今季だが、ここまでは苦しいシーズンとなっている。
上武大では、4年春に最多盗塁(11盗塁)、4年秋には最多打点(13打点)のタイトルを獲得。ドラフト会議では千葉ロッテマリーンズから4位指名を受けた。
ルーキーイヤーは、プロ野球63年ぶりとなるルーキーの初打席初球本塁打という鮮烈デビュー。いきなり強いインパクトを残した。
プロ2年目は98試合の出場で打率.253、3本塁打、18打点をマーク。しかし、翌年以降もレギュラー奪取はならず、2021年のシーズン途中に中日へトレード移籍となった。
中日での3年間は代打や代走、守備固めでの起用がメインで、いずれのシーズンも打率は2割台前半。それでも、昨季4月の阪神戦では、大飛球をダイビングキャッチするなど見せ場は作った。
ところが、今季はファームでも不振が続いている。一軍ではルーキーの尾田剛樹が代走などで出場機会を増やしており、加藤翔にとっては正念場の1年となりそうだ。