1軍では“絶体絶命”か…プロ野球、2024年シーズンも結果を残せていない現役選手6人
2024/05/10
産経新聞社
田中和基
投打:右投両打
身長/体重:181cm/75kg
生年月日:1994年8月8日
経歴:西南学院高 – 立教大
ドラフト:2016年ドラフト3位
新人王を獲得して以降、打撃で苦しんでいる田中和基。今季も打撃向上の糸口は掴めていない。
田中和は立教大に進学後、3年秋には打率.353をマーク。走攻守すべてで高いスキルを発揮し、ドラフト3位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団を果たした。
ルーキーイヤーは、5月のロッテ戦で延長12回の死闘に決着をつけるプロ初アーチを記録。しかし、その後はプロの壁に苦しみ、同年は51試合の出場で打率.111に終わった。
それでも翌2018年には中堅のレギュラーを獲得。同年は105試合に出場し、打率.265、18本塁打、45打点、21盗塁をマーク。身体能力を活かしたプレーが随所に見られ、同年の新人王に輝いた。
しかし、その後は打撃不振に陥り、スタメン出場の機会が激減。昨季は守備固めや代走として一軍に帯同したが、同年は95試合の出場で打率.088に沈んだ。
今季も守備固めでの起用が多く、打撃では結果を残せていない。新人王を獲得したシーズンがキャリアハイの田中和にとっては、そろそろバットでもアピールしたいところだ。
【了】