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「球界制度」のスタートに…?かつて契約金ゼロでプロ入りした選手6人。「育成選手制度」の礎に?

2024/05/22

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産経新聞社



高見澤考史

高見澤考史
投打:右投左打
身長/体重:180cm/77kg
生年月日:1975年4月30日
経歴:前橋工 – 東京ガス
ドラフト:2000年ドラフト6位

「平成の怪物」松坂大輔から一発を放ったこともある高見澤考史。将来を嘱望されていたが、故障の影響で才能開花とはならなかった。

高見澤は前橋工を卒業後、東京ガスに入社。社会人野球で経験を重ねたのち、契約金ゼロ枠の1人として2000年ドラフト6位でオリックス・ブルーウェーブ(現:バファローズ)に入団した。

前年オフにMLBへ移籍したイチローの穴を埋める存在として期待され、ルーキーイヤーから一軍の試合を経験した高見澤だが、6試合の出場でヒットを放つことはできず。

迎えたプロ2年目は、3年連続で2桁勝利を挙げていた松坂大輔(当時:西武)からプロ初ヒットとなるホームランを記録。今後の活躍が大きく期待されていた。

しかし、社会人時代からの古傷だった右肘が限界に達した結果、翌2003年は一軍でのプレーすら叶わず。プロ生活はわずか3年間で幕を閉じた。

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