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「球界制度」のスタートに…?かつて契約金ゼロでプロ入りした選手6人。「育成選手制度」の礎に?

2024/05/22

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産経新聞社



深谷亮司

投打:右投右打
身長/体重:179cm/83kg
生年月日:1974年12月9日
経歴:八女工 – 九州共立大 – 河合楽器
ドラフト:2001年ドラフト13巡目

ドラフト13巡目での入団となった深谷亮司。そんな彼も、契約金ゼロで入団した1人である。

八女工から九州共立大に進み、正捕手として活躍。福岡ダイエーホークス(現:ソフトバンク)で活躍した柴原洋とともに、チームを牽引する存在だった。

大学卒業後は河合楽器に入社し、都市対抗野球の優勝に貢献。2001年のドラフト会議でオリックス・ブルーウェーブ(現:バファローズ)から指名を受けたが、13巡目という評価での入団となった。

当時27歳という年齢でプロ入りし、即戦力としての働きが求められた深谷。しかし、右肩の故障が災いし、わずか1年で戦力外通告を受けた。

結局一軍の舞台には一度も立てないまま、オリックスのブルペン捕手に転向。

その後、独立リーグのコーチなどを経験し、今季からファームの新規参入球団である「くふうハヤテベンチャーズ静岡」の打撃・野手コーチに就任。今後どのような若手を育て上げるのか、その手腕に注目したい。

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