「球界制度」のスタートに…?かつて契約金ゼロでプロ入りした選手6人。「育成選手制度」の礎に?
2024/05/22
産経新聞社
北川智規
投打:右投右打
身長/体重:181cm/76kg
生年月日:1978年1月9日
経歴:川越高 – 横浜国立大
ドラフト:2000年ドラフト7位
わずか4年でプロの世界から去ったのが、オリックス・ブルーウェーブ(現:バファローズ)でプレーした北川智規である。
川越高を卒業後、一浪して横浜国立大に入学すると、2年時には大学日本代表に選出された。リーグ戦でもノーヒットノーランを3回達成するなど活躍し、オリックスがドラフト7位で指名。ただ、契約金はゼロとなった。
ルーキーイヤーの2001年9月26日、大阪近鉄バファローズとの一戦。この試合で北川博敏が代打逆転サヨナラ満塁ホームランを放って近鉄がリーグ優勝を決めたが、この試合で先発マウンドに上がっていた。
同登板では好投を見せた一方、その後は結果を残せず。翌2002年は4試合の登板にとどまり、防御率4.22。21回1/3で12四死球を与えるなど制球にも苦しんだ。
2004年も4試合登板で防御率15.75という数字に。同年オフに戦力外通告を受け、現役を退くことになった。