阿部監督に評価されず…?巨人、前年から1軍出場がない6人。背水の陣となっている選手たち
2024/06/13
産経新聞社
石田隼都
・投打:左投左打
・身長/体重:183cm/85kg
・生年月日:2003年4月5日
・経歴:東海大相模高
・ドラフト:2021年ドラフト4位
今季で高卒3年目を迎える石田隼都だが、長期離脱を強いられている状況だ。
東海大相模高では、3年春の甲子園で29回1/3を無失点と圧巻の投球を見せ、全国制覇の立役者に。将来性も評価され、2021年ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団した。
ルーキーイヤーは主に体力強化が中心に。同年はファームで2試合に登板したが、4イニングを投げて6四球を与えるなど、制球が定まらなかった。
昨季はファームで8試合に登板して3勝2敗、防御率3.31をマーク。しかし、背中を痛めて夏場以降はリハビリ組に回った。
一軍デビューが待ち望まれる今季だったが、開幕前に左肘内側側副靱帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を敢行。今季中の復帰は絶望的となった。
それでも、同じくトミー・ジョン手術経験のある伊藤優輔が、今季はファームで快投を続けている。石田もリハビリを乗り越え、進化した姿でマウンドに帰還したい。