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1軍の“主力”になれない…?阪神、出場機会に飢える選手(1)岡田監督が「苦言」で

2024/06/07

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産経新聞社



(左から)阪神・湯浅京己、岡田彰布監督、小野寺暖

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 プロ野球の世界では、高い能力を持ちながらも所属球団の戦力状況により、一軍での出場機会がなかなか得られない選手も少なくない。特に昨季日本一となった阪神タイガースは、投打で充実した戦力を誇る。ここでは、一軍での出場機会が限られそうな阪神の選手を紹介したい。

 

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榮枝裕貴

阪神・榮枝裕貴
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/85kg
・生年月日:1998年5月16日
・経歴:高知高 – 立命館大
・ドラフト:2020年ドラフト4位

 
 オープン戦では捕手陣の相次ぐ故障離脱により、チャンスを得ていた榮枝裕貴。しかし、思うような活躍ができず、開幕後は二軍暮らしが続いている。
 
 立命館大から2020年ドラフト4位で阪神タイガースに入団。プロ1年目は右肋骨の疲労骨折を2度発症し、一軍出場なしに終わった。
 

 
 翌2022年もファームが主戦場となったが、シーズン最終戦に代打で一軍初出場し、プロ初安打初打点を記録した。
 
 しかし、昨季も一軍定着には至らなかった。ファームでは63試合出場で打率.240、2本塁打、20打点の成績。一軍ではリーグ優勝決定後、ようやくプロ初スタメンを経験した。
 
 プロ4年目の今季はオープン戦で出場機会を得たが、リード面に岡田彰布監督が苦言を呈し、開幕二軍スタートに。
 
 一軍には坂本誠志郎、梅野隆太郎など経験豊富な捕手が君臨している。また、二軍には中川勇斗、藤田健斗といった若手捕手も控えており、厳しい立場となっている。なんとか現状を打破したいところだ。

 

 
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【了】

 



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