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1軍の“主力”になれない…?阪神、出場機会に飢える選手(4)“先発転向”で2軍暮らしに

2024/06/26

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産経新聞社



(左から)阪神・湯浅京己、岡田彰布監督、小野寺暖

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 プロ野球の世界では、高い能力を持ちながらも所属球団の戦力状況により、一軍での出場機会がなかなか得られない選手も少なくない。特に昨季日本一となった阪神タイガースは、投打で充実した戦力を誇る。ここでは、一軍での出場機会が限られそうな阪神の選手を紹介したい。

 

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及川雅貴

阪神・及川雅貴
・投打:左投左打
・身長/体重:184cm/81kg
・生年月日:2001年4月18日
・経歴:横浜高
・ドラフト:2019年ドラフト3位

 
 昨季はリリーフで33試合に登板し、防御率2.23と優秀な数字を収めた及川雅貴。今季は先発に転向したが、盤石な先発陣に割って入ることはできていない。
 
 横浜高から2019年ドラフト3位で阪神タイガースに入団。高卒2年目の2021年に早くも一軍デビューすると、同年は39試合に登板し、2勝3敗10ホールド、防御率3.69とまずまずの数字を残した。
 

 
 翌2022年は故障で1試合の登板に終わったが、昨季は再びブルペンに定着。同年は33試合の登板で3勝1敗7ホールド、防御率2.23の好成績。150キロ超の直球とキレのあるスライダーを武器に、奪三振率9.91と三振の山を築いた。
 
 高卒5年目を迎える今季は先発に転向。しかし、オープン戦ではアピールに失敗し、開幕ローテーション入りを逃した。
 
 開幕後は二軍で結果を残しているが、ここまで一軍昇格はない。ファームで安定感を維持し、少ないチャンスを活かしていきたい。

 

 
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【了】



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