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1軍の“主力”になれない…?阪神、出場機会に飢える選手(6)打率.347の好成績だったが

2024/07/10

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産経新聞社



(左から)阪神・湯浅京己、岡田彰布監督、小野寺暖

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 プロ野球の世界では、高い能力を持ちながらも所属球団の戦力状況により、一軍での出場機会がなかなか得られない選手も少なくない。特に昨季日本一となった阪神タイガースは、投打で充実した戦力を誇る。ここでは、一軍での出場機会が限られそうな阪神の選手を紹介したい。

 

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小野寺暖

阪神・小野寺暖
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/83kg
・生年月日:1998年3月17日
・経歴:京都翔英高 – 大阪商業大
・ドラフト:2019年育成選手ドラフト1位

 
 昨季は打撃面で大きな成長を遂げた小野寺暖だが、なかなか出場機会に恵まれずにいる。
 
 大阪商業大から2019年育成選手ドラフト1位で阪神タイガースに入団。プロ2年目の2021年4月に支配下登録を勝ち取った。
 

 
 同年は一軍で34試合に出場し、打率.179に終わったが、二軍では75試合出場、打率.315、6本塁打と優秀な数字を残した。
 
 翌2022年も一軍では打率1割台に苦しんだが、昨季は43試合の出場で打率.347の好成績。少ない出番の中で着実なレベルアップを見せた。
 
 今季は春季キャンプで三塁守備に取り組むなど、起用の幅を広げた。しかし、一軍では出場機会が限られ、5月9日に二軍降格となった。
 
 本職とする外野には近本光司に加え、森下翔太、前川右京、井上広大といった若手選手も存在感を示しており、やや厳しい立ち位置となっている。猛アピールを見せ、レギュラーの座を狙いたい。

 

 
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【了】



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