1軍での出番はある…?プロ野球、ファームで結果を残している主力級6人。二軍で活躍する選手たち
2024/06/04
産経新聞社
柳町達
投打:右投左打
身長/体重:180cm/80kg
生年月日:1997年4月20日
経歴:慶応義塾高 – 慶応大
ドラフト:2019年ドラフト5位
巧みなバットコントロールが魅力の柳町達。今季はファームで結果を残し、5月下旬から一軍の舞台で戦っている。
慶應大では、早くも1年春からベストナインを獲得した。大学では全試合出場を果たし、リーグ戦通算打率は.291を記録。その後、ドラフト5位で福岡ソフトバンクホークスに入団した。
入団後、2年間は出場機会に恵まれなかったが、2022年は外野手の故障離脱が相次いだこともあり、107試合に出場。同年は打率.277(規定未満)、32打点と大幅に成績を伸ばした。
昨季は自己最多の116試合に出場し、打率.257(規定未満)ながらも、前年を上回る34打点をマーク。同年8月16日のオリックス戦では山本由伸(現:ドジャース)から2点タイムリーを放つなど、実力を示した。
しかし、今季はオープン戦から調子が上がらず開幕二軍スタート。それでもファームでは格の違いを見せ、40試合出場で打率.333、出塁率.426をマークしている。
一軍の外野陣は近藤健介、周東右京、柳田悠岐、さらには育成出身の川村友斗といった新戦力も躍動していたが、5月28日に満を持して一軍へ昇格。同月30日の巨人戦では早速2点タイムリーを放った。
現在は、主砲・柳田が負傷離脱。チームにとって、柳町の活躍も重要となってくるだろう。