1軍での出番はある…?プロ野球、ファームで結果を残している主力級6人。二軍で活躍する選手たち
2024/06/04
産経新聞社
西純矢
投打:右投右打
身長/体重:184cm/94kg
生年月日:2001年9月23日
経歴:創志学園高
ドラフト:2019年ドラフト1位
阪神タイガースの厚い投手陣に埋もれかねないのが、西純矢だ。
高校時代は佐々木朗希(現:ロッテ)らとともに、「高校BIG4」として注目の存在に。打者としても高校通算25本塁打を放ち、ドラフト1位で阪神に指名された。
高卒2年目には一軍のマウンドに立ち、同年5月19日のヤクルト戦でプロ初登板初先発。5回を投げて無安打無失点の快投を披露し、プロ初勝利を手にした
翌2022年には14試合に登板して6勝3敗、防御率2.68と数字を伸ばした。同年5月18日のヤクルト戦ではプロ初完投と、プロ初ホームランを同時に達成。学生時代に培ったバッティングでも力を発揮した。
昨季は17試合登板で5勝をマークしたが、一軍定着にはいたらず。同年オフの秋季キャンプでは、指揮官の岡田彰布監督から苦言を呈されていた。
今季はファームでも打ち込まれていた西純だが、5月に入ってからは2試合連続で7回零封と好投を続け、6月1日に今季一軍初昇格を果たした。
同日のロッテ戦で今季初マウンドへ上がったが、延長10回と難しい場面でのリリーフ登板に。イニング跨ぎとなった延長11回にサヨナラ打を献上するなど、悔しい初登板となった。