新井監督に評価されず…?広島、前年から1軍出場がない6人。背水の陣となっている選手たち
2024/06/04
産経新聞社
小林樹斗
投打:右投右打
身長/体重:182cm/88kg
生年月日:2003年1月16日
経歴:智弁和歌山高
ドラフト:2020年ドラフト4位
右肘のケガに悩まされているのが、プロ4年目の小林樹斗である。
名門の智弁和歌山高で1年春からベンチ入りした小林。2年夏の甲子園では、3回戦で星稜高の奥川恭伸(現:ヤクルト)と投げ合った。
高校時代から先発に加えてクローザーの役割も経験した小林は、広島東洋カープからドラフト4位指名を受けてプロの門を叩いた。
プロ1年目はファームで登板を重ねたのち、同年11月1日のヤクルト戦でプロ初登板。3回3/2イニングを投げて6失点を喫した一方、村上宗隆から2つの三振を奪うシーンもあった。
飛躍が期待されたプロ2年目だったが、6月の登板で右肘に痛みを覚えると、疲労骨折が発覚。さらに、昨年12月には同箇所の骨移植手術を受けた。
今季は5月にシート打撃へ登板し、6月2日のファームでのオリックス戦で復帰登板。まずは二軍で登板を重ね、地道に結果を出していきたい。
【了】