まさかの“不発”…プロ野球、移籍先で戦力外通告を受けたFA戦士6人。裏目に出た大型補強は?
2024/06/07
産経新聞社
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毎年、シーズンオフに大きな注目を集めるのがフリーエージェント(FA)市場だ。FA権を行使しての移籍は、この世界で長期的に活躍した選手の証とも言える。しかし、FA加入後も変わらぬ存在感を示す選手がいる一方で、大きく成績を落とす選手も多く存在する。そこで今回は、移籍先で戦力外通告を受けたFA戦士を紹介したい。
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井納翔一
投打:右投右打
身長/体重:188cm/94kg
生年月日:1986年5月1日
経歴:木更津総合高 – 上武大 – NTT東日本
ドラフト:2012年ドラフト3位
2桁勝利の実績もある井納翔一。FA移籍後は成績を残せないまま、現役を引退した。
関甲新学生野球リーグの上武大では、4年時に2季連続で最優秀防御率を獲得。その後は社会人野球のNTT東日本でプレーし、ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズに入団した。26歳でプロ入りという、まさにオールドルーキーだった。
プロ2年目には、早速結果を出した井納。同年は25試合に登板し、11勝9敗と2桁勝利をマーク。防御率こそ4.01だったが、エース格として低迷するチームを支えた。
しかし、2015年以降は勝ち星こそ挙げるものの、安定感のある投球はできず。そんな中、2020年シーズンにFA権を取得し、同年オフには読売ジャイアンツへの移籍を決断。2年契約を交わした。
だが、移籍1年目は開幕ローテーションに入るも、わずか5試合の登板で防御率は14.40という結果に。翌2022年も7試合の登板に終わると、オフに戦力外通告。わずか2年で厳しい現実が叩きつけられ、同年限りでの現役引退を表明した。