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まさかの“不発”…プロ野球、移籍先で戦力外通告を受けたFA戦士6人。裏目に出た大型補強は?

2024/06/07

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産経新聞社



小林宏之

小林宏之
投打:右投右打
身長/体重:185cm/85kg
生年月日:1978年6月4日
経歴:春日部共栄高
ドラフト:1996年ドラフト4位

 
 プロ通算75勝の実績を残した小林宏之は、FA移籍先も含め、2度戦力外通告を受けている。
 
 春日部共栄高を卒業し、ドラフト4位で千葉ロッテマリーンズに入団。プロ2年目に一軍のマウンドを経験すると、2002年はリリーフを中心に58試合に登板し、防御率2.53という数字を残した。
 

 
 翌2003年はシーズン中盤から先発を務め、初の規定投球回をクリア。同年は50試合登板で10勝を挙げ、着実にチームの中で存在感を発揮していた。
 
 そんな中、2010年にはメジャー移籍を希望してFA権を行使。だが、獲得球団は現れず、かねてからラブコールを送っていた阪神タイガースと、2年契約で合意した。
 
 移籍初年度は勝ちパターンの一角として期待され、42試合に登板して22ホールドポイント(1勝21ホールド)、防御率3.00とまずまずの数字。しかし、救援失敗が続いて二軍降格となるなど、成績以上に不安定な投球が目立った。
 
 翌年は先発再転向を図ったが、まさかの一軍登板なしに終わり、オフに戦力外通告。わずか2年でチームを去ると、独立リーグでのプレーを経て2014年に埼玉西武ライオンズへ入団したが、15試合登板で防御率7.94に終わり、自身2度目の戦力外通告を受けた。

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