大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » まさかの“不発”…「戦力外通告」を受けたFA戦士(1)巨人入りもわずか2年で

まさかの“不発”…「戦力外通告」を受けたFA戦士(1)巨人入りもわずか2年で

2024/06/28

text By

photo

産経新聞社



(左から)福田秀平、森福允彦、木村昇吾

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 毎年、シーズンオフに大きな注目を集めるのがフリーエージェント(FA)市場だ。FA権を行使しての移籍は、この世界で長期的に活躍した選手の証とも言える。しかし、FA加入後も変わらぬ存在感を示す選手がいる一方で、大きく成績を落とす選手も多く存在する。そこで今回は、移籍先で戦力外通告を受けたFA戦士を紹介したい。

 

今シーズンのプロ野球はDAZNで生中継!
月額1270円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]

 

井納翔一

井納翔一
投打:右投右打
身長/体重:188cm/94kg
生年月日:1986年5月1日
経歴:木更津総合高 – 上武大 – NTT東日本
ドラフト:2012年ドラフト3位

 
 2桁勝利の実績もある井納翔一。FA移籍後は成績を残せないまま、現役を引退した。
 
 関甲新学生野球リーグの上武大では、4年時に2季連続で最優秀防御率を獲得。その後は社会人野球のNTT東日本でプレーし、ドラフト3位で横浜DeNAベイスターズに入団した。26歳でプロ入りという、まさにオールドルーキーだった。
 

 
 プロ2年目には、早速結果を出した井納。同年は25試合に登板し、11勝9敗と2桁勝利をマーク。防御率こそ4.01だったが、エース格として低迷するチームを支えた。
 
 しかし、2015年以降は勝ち星こそ挙げるものの、安定感のある投球はできず。そんな中、2020年シーズンにFA権を取得し、同年オフには読売ジャイアンツへの移籍を決断。2年契約を交わした。
 
 だが、移籍1年目は開幕ローテーションに入るも、わずか5試合の登板で防御率は14.40という結果に。翌2022年も7試合の登板に終わると、オフに戦力外通告。わずか2年で厳しい現実が叩きつけられ、同年限りでの現役引退を表明した。

 

 
【関連記事】
まさかの“不発”…「戦力外通告」を受けたFA戦士(2)
まさかの“不発”…「戦力外通告」を受けたFA戦士(3)
まさかの“不発”…「戦力外通告」を受けたFA戦士 全紹介

 

 
【了】



error: Content is protected !!