立浪監督に評価されず…?中日、前年から1軍出場がない6人。背水の陣となっている選手たち
2024/06/10
産経新聞社
石川翔
投打:右投左打
身長/体重:180cm/89kg
生年月日:1999年12月14日
経歴:青藍泰斗高
ドラフト:2017年ドラフト2位
ルーキーイヤー以降、一軍での登板がない石川翔。プロ入り後は度重なる故障に苦しんでいる。
青藍泰斗高から2017年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。同年は開幕直後の4月に両足の三角骨除去手となったが、同年10月13日の阪神戦でプロ初登板を果たし、1イニングを三者凡退に切る好投。上々の一軍デビューを飾った。
しかし、以降は再びケガに泣かされる。翌2019年3月のウエスタン・リーグ開幕戦で右肘の違和感を訴えると、右肘離断性骨軟骨炎と診断。右肘形成術を受けた影響で、同年はファームでもこの1試合のみの登板に終わった。
翌年には復帰を果たしたが、その後の一軍マウンドはおろか、ファームでも制球難を露呈して登板機会を増やせず。
2021年オフには育成落ちを経験し、昨季3月には右肘内側側副靱帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を受けた。
それでも、今月1日のくふうハヤテ戦で実戦復帰を果たし、完璧なリリーフを披露。これまで故障に悩まされてきた右腕が、まずは支配下復帰を目指す。