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立浪監督に評価されず…?中日、前年から1軍出場がない選手(3)6年ぶりの“1軍帰還”には

2024/07/01

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産経新聞社



(左から)中日・石川翔、立浪和義監督、岡田俊哉

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 昨季は立浪和義監督の下で6位に終わり、球団史上初となる2年連続最下位の屈辱を味わった中日ドラゴンズ。今季もBクラスに沈んでいる中、チームでは一軍出場の機会を掴めない選手もいる。特に長らく二軍暮らしが続く選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がない中日の選手を紹介したい。

 

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石川翔

中日・石川翔
投打:右投左打
身長/体重:180cm/89kg
生年月日:1999年12月14日
経歴:青藍泰斗高
ドラフト:2017年ドラフト2位
 
 ルーキーイヤー以降、一軍での登板がない石川翔。プロ入り後は度重なる故障に苦しんでいる。
 
 青藍泰斗高から2017年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。同年は開幕直後の4月に両足の三角骨除去手となったが、同年10月13日の阪神戦でプロ初登板を果たし、1イニングを三者凡退に切る好投。上々の一軍デビューを飾った。
 

 
 しかし、以降は再びケガに泣かされる。翌2019年3月のウエスタン・リーグ開幕戦で右肘の違和感を訴えると、右肘離断性骨軟骨炎と診断。右肘形成術を受けた影響で、同年はファームでもこの1試合のみの登板に終わった。
 
 翌年には復帰を果たしたが、その後の一軍マウンドはおろか、ファームでも制球難を露呈して登板機会を増やせず。
 
 2021年オフには育成落ちを経験し、昨季3月には右肘内側側副靱帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を受けた。
 
 それでも、今月1日のくふうハヤテ戦で実戦復帰を果たし、完璧なリリーフを披露。これまで故障に悩まされてきた右腕が、まずは支配下復帰を目指す。

 

 
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【了】



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