早くも“絶望”…?プロ野球、いまだ今季試合出場なしの1軍戦力6人。故障離脱が続く選手たち
2024/06/10
産経新聞社
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2024年シーズンのプロ野球は、開幕から2ヶ月以上が経過。例年通りの活躍を見せる選手、ブレイクの兆しを見せている選手など、その現状は様々だ。中には、一軍でも戦力となる実力がありながら、今季はファームでの出場すら叶っていない選手がいる。今回は、いまだ試合出場がない一軍経験者を紹介する。
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入江大生
投打:右投右打
身長/体重:187cm/87kg
生年月日:1998年8月26日
経歴:作新学院高 – 明治大
ドラフト:2020年ドラフト1位
力強いストレートとフォークが持ち味の入江大生は、右肩手術に踏み切ったことが明らかになった。
作新学院高では4番打者として、3年夏の甲子園で3試合連続本塁打を放った入江。明治大に進学後は、投手に専念した。
森下暢仁(現:広島)といったライバルに阻まれ、しばらくは芽が出なかったが、3年秋に8試合の登板で防御率0.82をマークするなど活躍し、ドラフト上位候補と呼ばれるように。2020年ドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから単独1位指名を受けた。
ルーキーイヤーは先発として苦しんだ入江だったが、プロ2年目のリリーフ転向が功を奏した。同年は57試合に登板し、15ホールドポイント(5勝1敗10ホールド)、防御率3.00をマーク。投球イニング(63回)を上回る69個の三振を奪った。
昨季も開幕から好調だったが、8月に上半身のコンディション不良で無念の離脱。同年は32試合の登板で8ホールドポイント(1勝1敗7ホールド)、防御率2.70の成績だった。ブルペンの一角を担っていただけに、チームとしても痛い離脱となった。
さらに今季は、2月に右肩の違和感を訴え、5月下旬に右肩のクリーニング手術を敢行。高校でともにプレーした今井達也(現:西武)の活躍も刺激に、万全な状態での再起を図りたい。