【5月25日埼玉西武対東北楽天戦、BBC独自採点】炭谷、プロ初6番起用の采配が的中。マンオブザマッチは菊池に
5月25日、埼玉西武対東北楽天戦は7-0で埼玉西武が勝利を収めた。現地取材に基づき、この試合をベースボールチャンネル独自基準にて採点を行ってみたい。
2016/05/26
＜東北楽天ゴールデンイーグルス＞
（右）岡島5.0
評 持ち味の積極的な姿勢は、この日は悪い方に出た。プレイボールの1球目。6回表、先頭の足立の中前安打のあと、初球を打ち上げたのはもったいなかった。
（遊）茂木5.5
評 1安打も1、3打席は内容が良かった。菊池との相性も良く、今後も打線のカギを握っていくだろう。
（中）松井稼4.5
評 3打数2三振で途中交代。守備面でも、3回の炭谷の適時打は追い方が良くない。攻守ともにチームに貢献できなかった。
（左）ウィーラー5.0
評 不調が続いている。3打数無安打で内容も良くない。きっかけをつかみたいところだ。
（指）アマダー5.5
評 来日初スタメン。1打席目はラッキーな三塁打もツキはある。明日以降の試合につなげていきたい。
（一）銀次5.5
評 2打席目の安打は簡単にはできない優れた技術力だった。調子に波があるが、このバッティングを続ければ率は上がってくるはずだ。
（三）今江5.0
評 3打数無安打と元気がなかった。フライアウトと空振り三振ではさみしい。
（二）哲朗4.5
評 今季初スタメンと抜擢されたが期待に応えられず。無安打だけでなく、守備面でもミスを犯した。このままでは出場機会は減るばかりだ。
（捕）足立5.5
評 守備面ではいいところがなかった、打撃面では2安打をマーク。茂木と並んで数少ない光だった。
＜投手＞
川井4.5
評 ベテランの経験を期待されての登板だったが、高校の後輩・浅村に先制適時打を打たれて、4回5失点で降板。今日は持ち味を発揮できなかった。
ブリガム5.5
評 一塁走者を背負ったときにやや不安なところをうかがわせたが、2回を無失点で抑えた。先発復帰も視野に入れたい。
入野4.5
評 7回に中村に2点本塁打を浴びた。翌日を考えると痛い失点だった。
西宮5.0
評 試合の趨勢が決まっている中での登板。無失点で仕事を果たしていた。
＜途中出場＞
福田‐
梨田監督4.5
評 菊池が対左打者があまり得意ではないことは、過去の対戦で分かっているはず。その中での右打者起用は疑問が残る。代打策を講じず、勝利への意欲を感じない。