まさかの“不協和音”…?プロ野球、チーム内での内紛が騒がれた6組。驚きの衝突となった大物たち
2024/06/13
産経新聞社
岩隈久志・野村克則
球団創設期から東北楽天ゴールデンイーグルスを支えた岩隈久志。苦しい時期を乗り越えて復活した男だが、野村克則との口論の様子はテレビでも中継された。
大阪近鉄バファローズのエースとして活躍した岩隈は、2005年から新規参入球団の楽天でプレー。しかし2段モーション禁止の影響で投球フォームを崩し、2006年はわずか1勝に終わった。
それでも、2008年には華麗な復活を果たし、28試合の登板で21勝、防御率1.87と驚異的な成績を収めた。その後はメジャーリーグの舞台も経験した。
内紛があったのは、2007年。先発した岩隈だったが、精彩を欠く投球で4回降板となると、試合中にもかかわらずロッカールームに引き上げてから出てこなかった。その態度を野村克則コーチが叱責すると、岩隈も反論。一触即発の場面がテレビ画面に映し出されていた。
実際には家庭内で体調不良者がいたため、連絡を取っていたようだ。この1件については後に岩隈が謝罪したという。