まさかの“不協和音”…?プロ野球、チーム内での内紛が騒がれた6組。驚きの衝突となった大物たち
2024/06/13
産経新聞社
井端弘和・高木守道
中日ドラゴンズの中心選手として活躍した井端弘和。当時監督を務めていた高木守道との内紛は、チームの雰囲気を象徴する出来事だったといえるだろう。
井端は亜細亜大を卒業後、1997年ドラフトで中日から5位指名を受け入団。2001年から遊撃のレギュラーに定着し、二遊間を組んだ荒木雅博との「アライバ」コンビは他球団の大きな脅威となっていた。
一方の高木も「ミスタードラゴンズ」の異名でファンからの人気も高かった。2012年には名将・落合博満の後を継ぎ、チームの指揮官に就任した。
しかし、高木監督就任2年目の2013年5月15日の日本ハム戦、センター前ヒットを許した場面で中継に入らなかった井端の守備に、高木が激怒。一方の井端も帽子を投げ捨てるようにベンチから去り、高木も後を追うようにベンチを去ったのだ。
この様子はテレビで中継され、その関係性が心配された。ただ、その後は井端が謝罪。高木もこれを快く受け入れたようだ。
【了】