ジャイアンツで“覚醒”…?巨人、いきなり躍動する新戦力(2)トレード移籍が“転機”に…?
2024/06/30
産経新聞社
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昨季は、屈辱の2年連続Bクラスに沈んだ読売ジャイアンツ。復権を目指す今季は、阿部慎之助新監督が就任。現在はやや調子を落としているが、一時はリーグ首位に立つなど、強豪復活の気配が漂う。中でも、ルーキーや移籍組など新戦力の活躍が際立っている。今回は、今シーズンの巨人で躍動している新戦力を紹介したい。
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泉圭輔
投打:右投右打
身長/体重:188cm/80kg
生年月日:1997年3月2日
経歴:金沢西高 – 金沢星稜大
ドラフト:2018年ドラフト6位
今季から読売ジャイアンツでプレーしている泉圭輔。リリーフ陣の中でも、好調を維持している1人だ。
2018年ドラフト6位で福岡ソフトバンクホークスに入団した泉。ルーキーイヤーから一軍で14試合に登板し、2勝3ホールド、防御率1.96の好成績をマークした。
2020年は40試合登板で防御率2.08と成績を伸ばすと、翌2021年も開幕から16試合連続無失点の好スタート。しかし、シーズン中盤に調子を落として、最終的に31試合登板、防御率2.73となった。
昨季は右手薬指の蜂窩織炎の影響もあり、一軍での登板が3試合のみに。伸び悩んでいた中、同年オフにアダム・ウォーカーとのトレードで巨人に移籍となった。
活躍の場を移した今季は、開幕一軍こそ逃したものの、4月上旬に昇格後は圧巻の投球を披露。4月12日の広島戦では移籍後初登板初勝利。その後も角度のある直球やツーシームを武器に、初登板から15試合連続無失点をマークした。
今後は接戦の場面での起用も増えることが予想されるため、真価の問われるシーズンとなりそうだ。
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