ジャイアンツで“覚醒”…?巨人、いきなり躍動する新戦力(3)”大低迷“から先発ローテへ
2024/07/07
産経新聞社
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昨季は、屈辱の2年連続Bクラスに沈んだ読売ジャイアンツ。復権を目指す今季は、阿部慎之助新監督が就任。現在はやや調子を落としているが、一時はリーグ首位に立つなど、強豪復活の気配が漂う。中でも、ルーキーや移籍組など新戦力の活躍が際立っている。今回は、今シーズンの巨人で躍動している新戦力を紹介したい。
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高橋礼
投打:右投右打
身長/体重:187cm/90kg
生年月日:1995年11月2日
経歴:専大松戸高 – 専修大
ドラフト:2017年ドラフト2位
福岡ソフトバンクホークスから読売ジャイアンツに移籍した高橋礼。今季、3・4月の投球は見事だった。
2017年ドラフト2位でソフトバンクに入団すると、プロ2年目の2019年には、サブマリン投法から打者を翻弄。同年は23試合に登板して12勝6敗、防御率3.34の好成績で新人王に輝いた。
翌2020年はリリーフに転向したが、同年も52試合に登板する活躍を見せた高橋。しかし、翌年以降は制球が安定せず、腰痛などのケガにも苦しんだ。
さらに、2022年から昨季までの2年間は勝ち星なし。そんな中、昨オフにアダム・ウォーカーとのトレードで、泉圭輔とともに巨人へ移籍となった。
すると、今季は開幕ローテーション入りを果たし、4月7日のDeNA戦で1086日ぶりの白星をマーク。苦しんでいたコントロール面も改善の兆しを見せ、4月21日の広島戦までは防御率0.38を誇る安定ぶりを見せた。
ところが、5月に入ってからは制球を乱し、痛打される場面が増え始める。同30日の古巣・ソフトバンク戦では3回5失点を喫し、相手先発の東浜巨に四球を出すシーンも見られた。
その結果、翌日にはファームへ降格。再調整を実りのある期間とし、開幕直後に見せていた安定感を取り戻したいところだ。
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