ジャイアンツで“覚醒”…?巨人、いきなり躍動する新戦力(4)阪神からの“掘り出し物”に…?
2024/07/14
産経新聞社
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昨季は、屈辱の2年連続Bクラスに沈んだ読売ジャイアンツ。復権を目指す今季は、阿部慎之助新監督が就任。現在はやや調子を落としているが、一時はリーグ首位に立つなど、強豪復活の気配が漂う。中でも、ルーキーや移籍組など新戦力の活躍が際立っている。今回は、今シーズンの巨人で躍動している新戦力を紹介したい。
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カイル・ケラー
投打:右投右打
身長/体重:193cm/92kg
生年月日:1993年4月28日
経歴:サウスイースタンルイジアナ大 – マーリンズ – エンゼルス – パイレーツ
昨季まで阪神タイガースでプレーしていたカイル・ケラー。今季からは、読売ジャイアンツのリリーフとして奮闘している。
2022年に阪神入りしたケラー。同年は序盤こそ打ち込まれたが、リリーフとして34試合に登板し、3勝2敗3セーブ5ホールド、防御率3.31をマーク。シーズン後半には17試合連続無失点という安定感を見せた。
昨季は、家庭の都合で夏場に帰国することとなったが、27試合に登板して1勝1敗8ホールド、防御率1.71をマーク。制球に苦しんだ印象もあったが、力強いストレートやパワーカーブを武器に、粘りの投球を見せた。
その後、同年オフに阪神を自由契約となると、不安要素であったリリーフ陣の立て直しを図っていたライバル球団の巨人入りが決定。
新天地で迎えた今季は、開幕一軍メンバーに名を連ねると、一時はファームに降格する時期もあったが、再昇格後は9試合連続無失点と安定した投球を続けている。
一方で投球内容を見ると、与四球数の多さが課題に上がる。制球が安定してくれば、さらに強力なブルペンの一角となりそうだ。
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