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今オフに”暗雲”…?プロ野球、成績不振に陥ったFA戦士6人。去就が注目される選手たち

2024/07/10

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産経新聞社



(左から)阪神・青柳晃洋、巨人・大城卓三、阪神・大山悠輔

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 プロ野球選手にとって、フリーエージェント(FA)権の取得は、1つの勲章といえる。FA取得年に好成績を残せば、より良い条件での移籍を狙うことができる一方、成績不振に陥ると、去就に暗雲が立ち込める。そこで今回は、2024年オフのFA市場で注目される中、今シーズン中に不振に陥った選手を紹介する。(※今季成績は7月10日時点)

 

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大城卓三

巨人・大城卓三
投打:右投左打
身長/体重:187cm/90kg
生年月日:1993年2月11日
経歴:東海大相模高 – 東海大 – NTT西日本
ドラフト:2017年ドラフト3位
 
 今季はバッティングに苦しむ時期が続いた大城卓三。昨季までは正捕手を担ったが、現在は一塁のポジションで攻守に躍進を見せている。
 
 東海大相模高では3年夏の甲子園で準優勝を経験し、卒業後は東海大に進学。当時から打撃に秀でており、4年時には春秋連続で首都大学野球リーグの首位打者・MVPに輝いた。
 

 
 卒業後はNTT西日本に進み、2017年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団。特に打撃面で大きな期待をかけられていた。
 
 プロ1年目から多くの出場機会を得ると、プロ4年目の2021年は125試合に出場し、打率.231ながら11本塁打を放つパンチ力を発揮。
 
 昨季は134試合に出場し、打率.281、16本塁打、55打点といずれもキャリアハイの成績をマーク。まさに”打てる捕手”であることを示すシーズンとなった。
 
 しかし今季は一転、開幕から打撃で苦戦した。4月13日の広島戦ではサヨナラヒットを放ったが、好調のきっかけ作れず。5月8日には無念のファーム降格となった。
 
 それでも、5月31日に再昇格を果たすと、6月6日のロッテ戦では今季1号本塁打を含む、2安打4打点と復活の兆しを見せた。
 
 その後は正三塁手・坂本勇人の二軍降格に伴い、捕手ではなく一塁でのスタメン起用がメインに。打撃の状態も大きく上向き、現在はクリーンアップの一角を任されている。
 
 本来の役割とは変わっているものの、FA権行使となれば、変わらず需要の高い存在となるだろう。

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