他球団が欲しがっている!? セリーグのトレード注目野手6人。電撃移籍の候補選手は…?
2024/07/01
産経新聞社
楠本泰史
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/85kg
・生年月日:1995年7月7日
・経歴:花咲徳栄高 – 東北福祉大
・ドラフト:2017年ドラフト8位
一時は代打などで存在感を示していた楠本泰史。近年は打撃不振や新加入選手の存在もあり、厳しい立ち位置に置かれている。
東北福祉大では1年時からレギュラーを獲得し、大学日本代表では4番を担った経験を持つ楠本。2017年ドラフト8位で横浜DeNAベイスターズに入団した。
ルーキーイヤーから一軍の舞台を経験すると、2021年には代打打率.295(44打数13安打)を記録し、勝負強さを示した。
翌2022年には「3番・右翼」で開幕スタメンを勝ち取るなど、スタメン起用が増加。同年は自己最多の94試合に出場し、打率.252、6本塁打、26打点、6盗塁、13犠打の成績を収めた。
昨季も「5番・右翼」で開幕スタメンに名を連ねたが、同年は打撃不振に陥った。最終的に94試合に出場し、代打打率こそ.250(56打数14安打)をマークしたが、シーズン全体では打率.191と苦しんだ。
今季はドラフト1位ルーキーの度会隆輝や、メジャーから復帰した筒香嘉智の加入で外野手争いがさらに激化。開幕こそ一軍入りを果たしたが、5月半ばからファームでの調整が続いている。
それでも、2年連続で開幕戦のクリーンアップを任された実績、代打での勝負強さもあることから、他球団から注目の存在になり得る。