他球団が欲しがっている!? パリーグのトレード注目投手6人。電撃移籍の候補選手は…?
2024/06/25
産経新聞社
プロ野球 最新情報
レギュラーシーズンの前半戦を終えようとしている2024年シーズンのプロ野球。そんな中、主力選手の故障離脱など各球団で多くのアクシデントが発生しており、今季もトレード可能期間である7月31日まで活発な動きが予想される。ここでは、他球団から注目される可能性を秘めたパシフィック・リーグの投手を紹介したい。
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笠谷俊介
投打:左投左打
身長/体重:173cm/73kg
生年月日:1997年3月17日
経歴:大分商
ドラフト:2014年ドラフト4位
今季でプロ10年目を迎え、先発再転向となった笠谷俊介。福岡ソフトバンクホークス以外での活躍を見込んで、トレードになることも考えられる。
笠谷は大分商でプレーし、2年夏の甲子園で登板。潜在能力を高く評価され、2014年ドラフト4位でソフトバンクから指名を受けた。
入団後は左肘の故障もあり、登板機会を増やせないシーズンが続いた。それでも、プロ3年目に一軍デビューを果たすと、2020年には20試合に登板して自己最多の4勝をマーク。防御率も2.84と、飛躍の兆しを見せた。
しかし、2021年は16試合に登板するも防御率が4.27と悪化し、チーム内での存在感が薄くなった笠谷。昨季も左肘の炎症で、わずか8試合の登板に終わった。
先発再挑戦の今季、ファームではまずまずの投球。防御率は2点台を維持し、制球面も安定している印象だ。
大竹耕太郎(現:阪神)や田中正義(現:日本ハム)など、ソフトバンクから移籍した選手が他球団で活躍するケースは珍しくないため、環境の変化で飛躍を遂げることもあり得る。