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他球団が欲しがっている!? パリーグのトレード注目投手6人。電撃移籍の候補選手は…?

2024/06/25

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産経新聞社



大曲錬

西武・大曲錬
投打:右投右打
身長/体重:180cm/81kg
生年月日:1998年5月21日
経歴:西日本短大付高 – 福岡大
ドラフト:2020年ドラフト5位
 
 準硬式野球出身の大曲錬も、投手陣に強みがある埼玉西武ライオンズにおいてはトレード候補と言えるだろう。
 
 大曲は西日本短大付高でプレーしたが、甲子園の土は踏めず。卒業後は福岡大の準硬式野球部に入部すると、1年時から活躍し、その後は数々のタイトルを受賞。2020年ドラフト会議で西武から5位指名を受け、プロ入りを実現させた。
 

 
 プロ1年目はファームで経験を積んだのち、シーズン終盤の10月16日・楽天戦でプロ初登板を果たした。同年は一軍で4試合に登板し、いずれも無失点の投球。上々のスタートを切った。
 
 プロ2年目には開幕一軍を掴み取った大曲。しかし、4月2日のロッテ戦で打ち込まれるシーンもあり、同年は6試合の登板で防御率6.35。この年はファームでも20試合の登板で防御率6.41に沈み、制球力にも課題を残していた。
 
 昨季も開幕一軍で迎え、4月は好投を続けたものの、その勢いは長く続かず。同年は一軍で与四球率7.20、ファームでも5.08に終わり、制球力は改善されなかった。
 
 今季もファームで苦しい投球が続き、与四球も多い印象。威力のあるストレートは持ち味なだけに、制球力が改善されれば、他球団からも注目され得る存在だ。

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