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他球団が欲しがっている!? パリーグのトレード注目投手6人。電撃移籍の候補選手は…?

2024/06/25

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産経新聞社



石川直也

日本ハム・石川直也
投打:右投右打
身長/体重:192cm/93kg
生年月日:1996年7月11日
経歴:山形中央高
ドラフト:2014年ドラフト4位
 
 一時は守護神として活躍した石川直也。実績がある分、トレード放出の可能性も否定できない。
 
 山形中央高で1年秋からベンチ入りを果たすと、3年夏は甲子園で登板。恵まれた体格を持ち、将来性も評価されて北海道日本ハムファイターズがドラフト4位で指名した。
 

 
 プロ2年目に一軍デビューを果たすと、翌2017年には37試合に登板。同年は防御率こそ4.35に終わったが、49回2/3を投げて51個の三振を奪うなど、今後を期待させるような能力も示した。
 
 そして2018年、主力リリーフ陣の退団や故障も相まって、クローザーに抜擢。途中セットアッパーへの配置転換もありながら、52試合に登板して19セーブ・19ホールドポイント(1勝2敗18ホールド)、防御率2.59の成績を収めた。
 
 さらに翌2019年はキャリアハイの60試合に登板し、チームに欠かせない戦力に。力強いストレートとフォークを武器に、同年は24ホールドポイント(3勝2敗5セーブ21ホールド)、防御率3.31をマークした。
 
 だが、翌2020年の開幕前に暗雲が漂った。春季キャンプで右肘の違和感を訴えると、同年8月には右肘内側側副靭帯再建手術(通称:トミー・ジョン手術)を敢行。前年の活躍があるだけに、悔しいシーズンとなった。
 
 リハビリ期間を経て、2022年には一軍復帰した。しかし、昨季は一軍で16試合に登板し、防御率は5.87。投球回を上回る安打を許すなど、精彩を欠くシーズンだった。
 
 今季はファームでの登板が続いている石川だが、一時は日本ハムの一軍ブルペンを支えたリリーバーである。リリーフ陣に頭を悩ませている球団であれば、獲得に動くのも否定できない。

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