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他球団が欲しがっている!? パリーグのトレード注目野手6人。電撃移籍の候補選手は…?

2024/07/01

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産経新聞社



野村勇

ソフトバンク・野村勇
投打:右投右打
身長/体重:174cm/84kg
生年月日:1996年12月1日
経歴:藤井学園寒川高 – 拓殖大 – NTT西日本
ドラフト:2021年ドラフト4位
 
 ルーキーイヤーの活躍が鮮烈だっただけに、ここ2年の成績が寂しく感じられるのが野村勇だ。
 
 拓殖大では二部リーグではあったものの活躍を見せ、卒業後は社会人野球のNTT西日本でプレー。都市対抗野球や日本選手権といった大舞台を経験し、1度は指名漏れを経験したものの、2021年ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスから指名を受けた。
 

 
 プロ1年目は開幕から一軍に帯同し、同年は97試合に出場して打率.239だったが、10本塁打、25打点、10盗塁をマーク。ソフトバンクでルーキーが2桁本塁打をマークしたのは83年ぶりだった。
 
 プロ2年目はさらなる活躍が期待されたが、春季キャンプから下半身のコンディション不良に見舞われ、3月には内視鏡下椎弓形成術を受けた。その影響もあり、同年は50試合の出場で打率.160、3本塁打の成績に。
 
 巻き返したい今季は、春季キャンプで左坐骨疲労骨折を起こし、前年に続いて出遅れた。4月16日に今季初出場を果たしたが、プロ1年目のような輝きは見られず。15試合の出場で打率.095にまで低迷し、5月27日にはファームへ降格となった。
 
 ソフトバンクの内野陣には今宮健太や栗原陵矢などが君臨し、さらにはルーキーの廣瀨隆太も結果を出し始めている。ケガが多く、かつ打撃で苦しむ野村勇にとってこの状況は厳しい。
 
 それでも、ルーキーイヤーの走攻守にわたる活躍を鑑みると、目をつける球団もありそうだ。

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