大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



他球団が欲しがっている!? パリーグのトレード注目野手6人。電撃移籍の候補選手は…?

2024/07/01

text By

photo

産経新聞社



田中和基

楽天・田中和基
投打:右投両打
身長/体重:181cm/75kg
生年月日:1994年8月8日
経歴:西南学院高 – 立教大
ドラフト:2016年ドラフト3位
 
 守備固めでは欠かせない存在の田中和基。しかし、打撃では今季も苦しんでいる。
 
 西南学院高では捕手を務め、高校通算18本塁打を記録。進学先の立教大では、外野手として2年秋からレギュラーを掴むと、パンチ力と強肩を武器に活躍。スイッチヒッターという魅力もあり、2016年ドラフト3位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した。
 

 
 プロ2年目には飛躍を遂げた田中和。105試合に出場して打率は.265だったが、18本塁打、45打点、21盗塁を記録。規定打席もクリアし、同年の新人王を獲得した。
 
 ところが翌2019年、開幕前の3月1日に行われた台湾での国際交流試合で、右足首を負傷。開幕後の同年5月には左手三角骨を骨折するなどケガに見舞われ、同年は59試合の出場にとどまり、打率も.188に沈んだ。
 
 その後も打撃の安定性を欠き、スタメンでの出場が大きく減少。2021年以降は守備固めでの出場が多く、打席数よりも試合数のほうが多いシーズンを過ごしている状況だ。
 
 今季も、打率0割台と厳しい数字に。それでも、持ち前の守備力やかつての実績を踏まえ、獲得に動く球団があるかもしれない。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!